夏祭り
もう1週間もしますと、各地で夏祭りが行われる頃になります。
コロナ禍で、昨年から自粛ということで夏祭りの神輿や地車は鳴りを潜めることになっております。
盆踊り大会や花火大会、このような人が集まる、「イベント」は中止や大幅な縮小を余儀なくされるわけで。
ということでオリンピックの話に飛ぶと思いきや、もう2~3ヵ月くらいまえになるのでしょうか、インドで
ヒンドゥー教聖地、大祭で巡礼者が殺到
というニュースがいろいろと意味ありげに出ていたと思います。
このコロナ禍で、というように思う人もいるでしょうし、宗教に対する観念が我々とは違うのであるから、それは単純に否定するのではなく受け入れなければ、などいろいろと議論されていたことを思いだしました。
この感染症は、手洗い、うがい、マスクをしっかりすることで十分に防げるウィルスでありながら、インフルエンザでいうところのタミフルやリレンザのような治療薬がまだだからか、やはり見えない恐怖心から、このような巡礼者が殺到しているのを目撃して、批判めいた論調がでてきてもある意味仕方がないのかとも思うわけで。
しかし、根本的に宗教とは、というところに発展していくと、観念的にはこれだ、というものがまとめて言えるようなものではないので、教義なのか、もっと呪術的なものなのか、その信仰する宗教によっても様々であるが故、もっと難しい話になるのでしょう。
夏祭りというのも、神事であり、厄災を払ったり、疫病を退散させるための、と言われたりしているわけで、本来ならいまだからこそ是非ともやってほしいと、個人的に思うところで。
しかし、世界からみて、もし日本では夏祭りが盛んで、ひとが集まりまくっています!みたいに紹介されたら、いくらこの神事の意味合いをいおうが、批判は当然のように集まるのでしょう。
と、ここまで来てオリンピックに話題を持っていきたいですが、止めておきます。
よい結果で終わることだけを期待していきましょう!