可能性
先日私の中で衝撃のニュースを目にしました。
アメリカで心臓病を患う50代の男性に豚の心臓を移植したという内容です。
このニュースを見た時に遂にこんな時代が来たかと驚きました。
元々は猿で実験していたが心臓のサイズが小さく上手くいかなかったところに、サイズがちょうど良く構造もよく似ていることから豚に白羽の矢が。
医療で使うためには、体内に菌がいない“無菌”のブタを育てる必要がありました。実は、母親のお腹にいるブタは、ほぼ無菌なんだそうで、そのブタを取り出し、無菌ルームで大人になるまで育てます。
さらに、そのブタの遺伝子を操作して、子どもを産ませると、産まれてきたブタは、移植しても拒絶反応を起こしにくい心臓をもつブタになるんだそうです。
人間に心臓を渡す為だけに生まれてきた豚。
とても複雑な気持ちになりました。
さらに、、、
この移植を受けた男性が過去に自分の弟を刃物で複数回刺した罪で有罪になっており、刺された弟は半身不随になり車イス生活になっていた事がメディアで報じられました。
非常に複雑です、、、
単に医療が発達して可能性が広がった!!と喜べない。
考え方はたくさんあり、現段階では何が正解なのかとても難しいところなので今後の続報を注視していきたいと思います。