大切な一冊
先日友人が一冊の本をおすすめしてくれたのですが、
あまり興味を惹かれる内容ではなく、
折角勧めてくれたのだから・・・とマイナスな気持ちで読み進めていました。
勧めてくれた本はいわゆるお仕事小説で、
分かりやすいドラマがあるというよりも、
日常の中で主人公が奮闘していく姿を描いたものだったのですが、
読んでいくうちに見事にハマり、今では自分が今まで読んだ中で
上位に入るくらい大切な一冊になりました。
普段はミステリや、歴史小説といった日常ではあまり起こりえない事柄を
描いた作品ばかり読んでいたので、
勧めてられていなければ手に取る確率はゼロに等しかったと思います。
人と関わって新しい価値観に触れる楽しさを久々に実感しました。