宗派いろいろ
葬儀と宗教はきっても切り離せない部分があります。
無宗教葬とわざわざ宗教の前に無とつけるくらいには、
昔から葬儀にはお寺様を読んでお経を読んでもらうものという意識がまだまだ根強いです。
とはいえ今の日本では宗教を日常的に感じることは少なく、
いざ葬儀をするにあたり、一体自分はどこの宗派なのか考える方も多いのではないでしょうか。
中にはお亡くなりになられた方と喪主様で宗派が違う方もいらっしゃいます。
たいていの場合お亡くなりなられた方に合わせることが多いかなという印象ですが、
やはり家族間でどうしようといった話になりがちです。
かくいう私の家も祖父の実家がお寺ではありますが、その祖父も家の宗派が気に入らないと成人してから
宗旨を変えていますし、母も祖父の信仰している宗教もお寺もなんだかなあ、といった姿勢でいます。
常日頃からお寺様を呼んで、といった家も減ってきています。
お葬式を執り行う際どのお寺様を呼ぶのか、はたまた無宗教で執り行うのか。
いざという時になるまでまとまる気がしません。