死者の日
もうすぐ10月も終わりですね。
月が替わって11月1日と2日は、メキシコでは「死者の日」と呼ばれる祝日にあたります。
死者の日には故人の魂がこの世に戻ってくるとされ、各家庭に祭壇が設けられたり、お墓を飾り付け、家族や友人で故人の思い出を語りながら楽しく食事を行うようです。
日本でいうお盆のようなものだそうですが、死者の日はカラフルなところが特徴的です。
マリーゴールドは死者の日に欠かせない花で、故人の魂が迷わず帰ってこられる道しるべとしてお墓や道に飾り付けられ、街のいたるところがオレンジ色に染まるそうです。
また、パレードや町なかのオブジェも、人々の仮装も、カラフルなガイコツだらけになり、陽気な音楽で明るく楽しく故人を迎えます。
日本のお盆とはまるで違う雰囲気ですが、故人を大切に思う気持ちはどこの国でも同じなのだと感じました。
M. M.