古事記
最近、初めて『古事記』を読み始めました。
神話の世界なんて、正直これまであまり縁がなかったのですが、ふと「日本人として、これは読んでおくべきではないか」と思ったのがきっかけです。
読んでみると、単なる昔話ではなく、私たちの文化や価値観の根っこにあるものが、物語として息づいていることに気づかされます。
天照大神やスサノオの話にしても、ただの神様の冒険譚ではなく、人間らしい葛藤や感情が描かれていて、意外なほど共感できる部分も多いんです。
仕事に追われる日々の中で、こうした「源流」に触れる時間は、思考の幅を広げてくれる気がします。
私たちが何を大切にしてきたのか、どんな価値観を育んできたのか。
それを知ることは、未来に向かう私たちの仕事にも、きっと意味を与えてくれるはずです。
社員の皆さんにも、ぜひ一度『古事記』を手に取ってみてほしいと思います。
神話だからこそ語れる、人間の本質がそこにはあります。