鉄刀木
先日、当社の数珠販売コーナーを何気なく見ていたところ、「鉄刀木」と書かれた札が目に留まりました。読み方がわからず、「てつとうぼく…?」とつぶやいてしまったのですが、調べてみると「たがやさん」と読むのだそうです。
初めて聞く名前でしたが、どうやら「鉄の刀のように硬い木」という意味からこの名がついたとのこと。実際、手に取ってみるとずっしりと重く、木目も力強くて、どこか気品を感じさせる佇まいでした。
鉄刀木は非常に硬くて重い木材で、古くから高級家具や仏壇、そして数珠などに使われてきたそうです。産出量が少なく、現在ではかなり希少な木材とのこと。
こうして一つの素材に興味を持って調べてみると、仏具の世界の奥深さを改めて感じます。次にお客様にご案内する際には、少しだけ豆知識を添えてご紹介できそうです。MF
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