確信 〜やっぱり赤箱は裏切らない〜
世の中には二種類の人間がいる。
赤箱派か、青箱派か。
私は迷いなく赤箱派である。これはもう宗教に近い。
正直に白状しよう。
私は時々、浮気をする。
ドラッグストアで「新発売!」「美容成分○○配合!」などと囁かれると、つい別ブランドのボディーソープに手を伸ばしてしまいます。
だが、そんな一瞬のときめきは長く続かない。
数日後、私は思う。
「……なんか違う」
泡が軽い、香りが主張しすぎ、そして洗い上がりが信用ならない。
その点、COW BRAND 赤箱は違う。
全身どこでも来い。顔?問題なし。身体?任せろ。
洗った瞬間にわかる、
「あ、皮脂汚れ、今、根こそぎ持っていかれたな」という
あのキュキュッとした感触。
これが欲しかった。私はこれを求めていた。
さらに私は欲張りなので、
洗顔料で一度洗顔したあと、追い赤箱をする。
するとどうでしょう。
もこもこ、ふわふわ、クリーミーな泡が完成。
ほんのり香るローズの匂いに包まれながら、
「今日もよく頑張ったな、私…」と謎の自己肯定感が芽生える。
仕事して、家事して、ウォーキングして、
汗と疲労と人生のいろいろを背負った一日の終わり。
赤箱はすべてを無言で受け止め、
洗い流し、
「はい、リセット完了」と言わんばかりに
さっぱりした私を返してくれる。
しかもこのクオリティで最強コスパ。
安い、優しい、裏切らない。
もはや石鹸界の人格者である。
今日もまた、私は確信した。
浮気はしても、最後に帰る場所はここ。
牛乳石鹸 赤箱。
S・O
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