ランドセルの日
本日3月21日は「ランドセルの日」とされているそうです。
ランドセルの起源は江戸時代にさかのぼります。幕府が洋式軍隊制度を取り入れた際、将兵が荷物を運ぶための装備としてオランダから背負いカバンが持ち込まれました。そのオランダ語「ransel(ランセル)」がなまって「ランドセル」という言葉になったと言われています。
この時期になると、入学式も近づき、小学校へ入学されるお子様がいるご家庭では、ランドセルの準備を進めている頃ではないでしょうか。
私にとってもランドセルは、とても大切な思い出のひとつです。小学生になる前、幼稚園から帰ってきたある日、祖父が何の前触れもなく真っ赤なランドセルを買ってきてくれました。祖父は多くを語る人ではなく、どこか近寄りがたい雰囲気をまとった、少し怖い印象の人でした。そんな祖父の突然な行動に驚きと嬉しさで胸がいっぱいになり、その場で祖父の前で背負ってみせたことを、今でもはっきり覚えています。美しい赤色のランドセルを背負いながら、小学校へ通う日を心待ちにして、胸を躍らせていました。
祖父は私が小学生の頃に亡くなりましたが、そのランドセルには祖父との大切な記憶が詰まっています。今でも手放すことができず、実家に大切に保管しています。
こうして思い出を振り返るたびに、祖父にもう一度会いたいという気持ちが込み上げ、面影を追いかけてしまいます。
ランドセルは単なる通学カバンではなく、それぞれのご家庭にとって特別な想いが込められた存在なのかもしれません。新たな門出を迎えるお子様たちにとっても、かけがえのない思い出となることを願っています。
S・Y
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