非常ボタン
本日の大阪は、梅雨の中休みといったところでしょうか…大変、暑いです。
先日、地下鉄に乗車中 横に立たれていたご年配の女性が膝をついたと思った矢先、正座の状態からそのまま後ろに倒れドアで頭をぶつけられた音で初めて倒れられたことに気づきました。
咄嗟のことで、「大丈夫ですか」と声がけするも反応がないので(非常ボタンを押さないと!)と思ったと同時に別の乗客の方が非常ボタンを押そうとしてくれていました。その方も非常ボタンを押すことが初めての様子で、押し方が解らず戸惑っておられました。(地下鉄の非常ボタンはカバーを上げて押すタイプでした)
ようやくボタンを押して乗務員と通話状態になったのですが、大きな声で「急病人がいます」と伝えてくださっているのに乗務員には聞こえていないようで「どうされましたか?」の繰り返しが数回続き、やっと次の駅で停車した際に乗務員の方が来られました。
急病人の方も、その時には意識が戻っておられ安堵しましたが乗務員の方に促され念のため下車されました。
いざという時、わかっていてもすぐに行動は難しいと改めて感じました。
他の電車に乗車した時も、非常ボタンの設置場所など意識していないのでわかっていなかったなと思い、通勤で使っている乗り物の非常ボタンの設置場所くらいは、把握しておこうと思いました。
E・I