毎日
葬儀の業界に飛び込んで、3年目に入りました。
振り返ってみると、2年目までは私の後輩となる新入社員はおらず、気が付けば自分が少しずつ「教えてもらう立場」に甘んじていることを感じるようになりました。
最近になって、ようやく後輩と呼べる方たちがメンバーに加わりました。
そんな中で、「人は自分にできないことを、他人に教えることはできない」と感じることがあります。一方で、少し教えられることが増えると、つい得意になってしまったり、知らず知らずのうちに傲慢な教え方になってしまったりすることもあるかもしれません。
だからこそ私は、自分が本当に人に教えられる立場なのだろうか、と考えることがあります。まだまだ未熟だと感じる場面も多く、自信を持って後輩に伝えられるほど十分な経験があるのか悩むこともあります。
しかし、そのように悩みながらも仕事を続けられているのは、ご遺族の皆さまからいただく言葉があるからです。
日々お葬儀を担当する中で、「ありがとう」や「お願いしてよかった」という温かいお言葉をいただくことがあります。そんなお言葉をいただくたびに、自分では気付いていなかった成長や、これまで積み重ねてきた経験が少しでもご遺族のお役に立てているのかもしれないと感じます。
もちろん、まだまだ学ぶことばかりです。それでも、ご遺族からいただく感謝の言葉は、これからも謙虚に学び続けようと思える原動力になっています。
この業界で2年を過ごすだけでも、さまざまなご遺族と出会います。長い闘病の末のお別れ、やむを得ない選択の中で迎えるお別れ、そして突然訪れるお別れ。
同じご葬儀は一つとしてなく、ご遺族のお気持ちや背景も、一件ごとに異なります。
また、ここ最近は自分よりもはるかに幼い方のご葬儀や、自分と近い年齢の方のご葬儀に携わる機会もありました。年齢が近いからこそ、自分自身の人生と重ねて考えることもあり、改めて命の重みや、一日一日を大切に生きることの意味を考えさせられました。
日々ご葬儀を担当する中で、私は多くのことに気づかされます。
経験を重ねたつもりでも、まだ知らないこと、分からないことはたくさんあります。
むしろ現場に立つほどに、「学ぶことの大切さ」を実感する毎日です。3年目を迎えた今も、毎日が勉強の連続です。
これからも慢心することなく、等身大の自分で一つひとつのご葬儀と向き合いながら、ご遺族のお力になれるよう努めていきたいと考えます。
そして後輩たちと共に成長しながら、より良いお見送りのお手伝いができるよう歩んでまいります。
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