勿論、施主次第
ご葬儀の打ち合わせの状況と、実際の現場の状況が大きく
変わることはあります。
思っていたよりも会葬者が多くなった。
来ないと言っていた親戚が、何の連絡もなく来た。
思いもかけず、たくさんの方がお参りにこられることは
恐らく、最終的に故人様を偲んでのことですから納得
され、逆に思い出としても残ることでしょう。
ただし、たくさんの方がお越しになられるとわかっていて
、そのお越しになられる方に対して、「勝手に来られた」
「自分たちには面識のない人たち」とばかりに、対応を
おろそかにするのは、いかがなものかと思うこともあります。
予期せぬ弔問客、会葬者に対しても慌ててなんとか対応
しようとするお家の方もいらっしゃれば、
そうではないお家も無論いらっしゃいます。
お越しになられた方は、自分たちに面識がなくとも、
故人様とは様々な関係の方がいらっしゃるはず。
それに、なんの関係もないのに、いまや家族葬が主流
の時代、わざわざ通夜や葬儀に出向くでしょうか?
我々は、お葬式に無駄なお金をかける必要はないとは
勿論思います。
ただ、何が無駄で、何が節約か、を間違えると、後々が大変かもしれませんし
、故人様に対しても悔いが残ってしまうかもしれません。
様々な家庭の事情があり、葬儀に対しての価値観も違って当然です。
お金をかけることが、必ずしも良い葬儀になるとも限りません。
逆に無駄なところにお金をかけないほうが、良い葬儀といえるかも
しれません。
葬儀のアドバイザーとして、いろんなご提案ができると思います。
お伺いしたお人数やご希望などで、皆様が納得していただけるような
ものに近づけるよう、精一杯ご提案させていただきます。
ですから、先ずは本当にこうしたいんだという皆様の思いもお聞かせくだされば
、きっとより良いご提案と、お葬式ができるのではないでしょうか。