面目
面目は日常よく使われる言葉です。
仏教では「めんもく」と読み、人間にとって最も肝心な本性を指しています。
禅宗では「本来の面目」という言い方をし、大切な語となってます。本来の自己、人間の真実の姿、ありのままの姿を意味し、迷いのない汚れのない自己を指しますから、仏性のことなのでしょう。
今の世の中、ありのままの姿を魅せるのは難しく、また恥ずかしという思いから中々表に出る事はありません。本当に過ごしにくい世の中だと思います。その中でも信頼する人には全てをさらけ出すのはとても大切な事だと思いますし、楽だと思います。そういう信頼出来る人がたくさん出来ると良いですね。