ご縁の糸
先日数珠について調べていたところ、数珠について違った角度からの見方をされた記事を見つけました。
今回はその内容を一部紹介します。
数珠の珠はそのままではバラバラになってしまいますが、中心の紐のおかげで綺麗に整列し輪の形を保っています。
その珠の一つを「自分自身」と見立てると、残りの珠は直接出会う人、少し関わりのある人、会ったこともないけれども縁のある人、これから会う人などと言えるでしょう。とのことでした。
確かに自分自身を数珠に例えてみた場合、そういった人々と自分とがともに一つの縁の糸で繋がっているという数珠の形から『自らも生かされて生きている』ということを学ぶことができるのではないでしょうか?
私もこれまで生きてきた中で、いい出会い、悪い出会いそれぞれありましたが、今の自分が自分として在るのはやはりこれまで出会った人々との体験・教訓・後悔等があったからだと思います。
縁の糸を切ることは簡単ですが、切れた縁をもう一度綺麗に繋ぎ直すことは大変難しいことです。
数珠も人の縁も大切にしたいものですね…