予期できない怖さ
台風がやってきています。
こちらの方は少し離れているので、少し風が強く感じる程度です。
被害が出ない事を願います。
「地震、雷、火事、親父」と昔から怖いものの代名詞として言われておりますが、最後の「親父」というのは、それぞれのご家庭にもよりますが、最近ではピンとこないものがありますね。
昔、地震の体験もしていなかった頃は、この怖いものの代名詞の中にどうして台風がないのだろうと思っていました。その頃は台風が来るととても不安になった記憶があります。
地震や雷、火事に比べると、台風というのは予測ができて、来る前に避難するという手段がとれる訳で、やはり突然に起こるもの程怖いものはないと今なら理解できます。
先日の高円宮家の絢子様のご婚約の会見をテレビで拝見して、
絢子さまはお父様を、ご婚約者の方はお母様を、それぞれかけがえの無いご家族を突然に亡くし、「今日あることが明日も必ずあるわけではないという共通の認識を持っている」とお話しされていました。何気なく言われたお言葉ですが、経験した方にしかわからない大変重みのあるお言葉でした。
最近では、お葬式の事前相談をされる方が増えています。事前に相談していたからと言って、お悲しみが変わるわけではありませんが、突然に起こる一大事の為に少しでも備えているものがあれば、慌てずにすむかもしれません。どんなことでも構いませんので、ご相談くださいませ。