ご自宅
異例の暑さ。確かに私が小さい頃、衣替えのシーズンは、6月から。
ただ最近は、5月も半ばになると、もう学生服も冬用なんて着ていられない状況。
そして今年は。もう真夏日ということです。
衣替えのシーズン、これも昔ばなしなのか、それとも我が家だけなのか、タンスや押し入れをひっくり返し、衣服を入れ替えたり、洗濯したり、そんな当時は、面倒くさく思えた光景は(とはいえ、自分は何をするわけでもなかったのですが)、大層なことはないようです。
この時期にはこんなことが、衣替えもそうですし、年末の大掃除なんかもそう。幼い頃はちょっと面倒だなあ、と思っていた記憶も懐かしさに、かわってきた気がしています。
そんな自宅や住まいにある思い出、いろんな思い出を、ひっくるめて大事にされている方も多いと思われます。
葬儀の世界では、最近病院でお亡くなりになられてから、ご自宅にお帰りになられない方もたくさんいらっしゃるようです。
様々なご事情から、諦められるかたが多いのも事実。
特に、うちは無理だと決めつけてしまわれていらっしゃる場合も。
大抵は無理なんてことはないように思います。色々な対策もあります。
ですから、決めつけず必ずご希望のある場合は、相談してほしいです。
本日、ご自宅は無理だ、と思われていたお家に、故人様を連れて帰ることができ、そのときのご遺族の表情を見て、やっぱり我が家が一番だと思われる方には、なんとしても帰っていただきたいと強く思う、そんな暑い日でした。