質実剛健
経済の循環、いわゆるサイクルを考えてみると、好景気と不景気が波の大きさ、期間の差こそあれ、常に繰り返しています。また、景気が上向き、または下向きに動いているその道中でも好と不が短く繰り返されています。
人間のバイオリズムも同じように好、不調を繰り返すなかで、いかに好を長く維持し、不調を最小限にし、ダメージを食い止めるか、がポイントです。
気の波をうまくコントロールできると、派手ではないけれども、安定感のある波動が形成されるのでしょうか。
質実剛健の、質とは素朴、つまり質素という意味合いがあります。
勝手な解釈でいえば、質=クオリティーとしても、素が大切であり、素の状態が高いレベルであると、派手ではなく真の意味合いでのハイクオリティーが実現できるのではないかと思うのです。
葬儀においての、ハイクオリティーなサービスとはまさにそういうものではないのか、と考えており、葬儀社は精神的な部分で質実剛健でなければならないのではないか、と。
様々な志向を凝らしたサービス、意味や意義が浅いサービスなどをみると、気を引き締めると同時に、お客様にとって質実剛健な会社であり社員でありたいと思います。