供養とは…
本日担当したお通夜でした。
ご読経の後のお寺様の法話で「供養」とは何か?という問いかけがありました。辞書などに記載されている意味では、『死者の霊に供え物をして死者の冥福を祈ること』とあります。
しかしながら本日聞いたお話では…
供養という字は「人」が「共」に「美」しく「良」くなる、と書きます。
「人が共に」とは人と人との繋がり。人から人へ伝え、受け継がれて行く事…とのこと。
供養は亡くなった方に対しての行為のみならず、今を生きている人にとっても意味がある。
ご先祖様から命を繋いで生きていることを認識し、自分を見つめなおし、育ててくれた親や近しい人への感謝の心を育み「美」しく「良」くなっていくのだと。
…そう言えば祖母のお墓参りに全然行ってないことを思い出しました。
すごく胸に突き刺さる言葉でした。
お盆は過ぎてしまいましたが、次の休みにはお墓参りをして祖母も私も『供養』できればと思います。