浦島太郎
本日のご葬儀のお務めをされる住職様が見慣れない若い僧侶様を連れて式場にお見えになりました。
ご紹介いただくと、つい先日ご本山での修行を終えられたばかりで今後ご葬儀のお務めをする為に見学に来られたとのこと。
お話を聞いていると修行中はテレビやラジオ、新聞、携帯電話などは無く外の情報が全く入って来なかったそうで、何より信じられなかったのがやはりコロナウィルスについてだったようです。
世界各国で感染者が続出し死者も大勢出ているなんてすぐには信じられなかったとおっしゃっておられました。
それはそうですよね⁈自分たちは毎日のようにニュースで見聞きしており、徐々に拡大していく様を見続けてきたのである意味感覚が麻痺している所もありますが、初見でしかもそれがかなりの拡大した状況であればそうもなります。
その若い僧侶様は『まるで浦島太郎のようで違う世界に来てしまったのではないか?』と思われたそうです。