一年前、一年後
毎月19日に大池橋店で行っているバザーは今月も中止です。お店には中止のポスターも貼らせていただいていますが、今日も確認のお電話をいただきました。皆様、楽しみにしてくださっていることが伝わってまいります。早く再開できる事を願っております。
緊急事態宣言が発表された時から、いつまでなのか、出口はあるのか、目の前に近付いて来る予定はどうすればよいのか、直前になるまで判断が難しい事も色々あるかと思います。先日もご予定されていた3回忌をやむを得ず来年まで延ばす事にされたお客様もいらっしゃいました。
普段会う事の少ない親戚が集まれるのも法要の良いところですのに。
お葬式も出来ないまま亡くなってしまう人がいたり、人と人の距離を遠ざけていくこのウイルスは本当に憎らしく、恐ろしいものです。消滅が難しい以上、私たちが今までの「当たり前」ではなく新たな「当たり前」を受け入れながら生活するしかないのでしょう。
友人の娘さんもこの5月に挙式を迎えていました。新しい家具で埋め尽くされた新居も決まり、後は挙式だけだったのですが…。挙式を無しにする訳にもいかず、二人の写真だけは撮影し、来年の4月に予約を取り直したそうです。誰もが皆そうですが、この娘さん達も心躍らせて結婚式の日取りを決めた時には、想像もできなかった今の時代背景。一年後は何が当たり前になっているのでしょうか。