なおす
天災というのは本当に過酷なもので、こんな時期にとか、何をいっても止めようがないものです。
昨日の地震があの東日本大震災の「余震」ということに、驚きました。専門家では当たり前の現象なのかもしれませんが、あれから10年、そして「余震」とは。
このような自然災害、いろいろと世の中は進歩を遂げる中でも、予知が若干でもすすんだとしても、まったく被害を受けずにというのは難しいことでしょう。
単純な傾向と対策ですむことではないでしょうから。
しかし、何度もいいますが、あの余震というのが、なぜか頭に残る。
人も社会も癖や慣習に縛られて、とんでもない事件があってもなかなか根本が変わらないと、いつまでも尾を引く、というのがあります。
その急場はしのいでも、ある程度は取り繕いができても、根本が解決してないと、いずれちょっとしたボタンの掛け違いで、また新たな事件が起こってしまう可能性は否定できないわけです。
しかし、人間の成すことは、自然のそれとは違うわけで、直そうとおもえば直せるはず。
さて、直さなければならないけど、なかなか直せない、と誰もがそんな思いはいろんな状況であるのでしょうが、直せないのか直さないのかを考えると、直さないということの方が多いのでしょう。
それは全てにおいて言い訳が立つからでしょう。
そんなことを思いながらではありますが、今は東北の方が安心して過ごせるよう祈ってやみません。