葬儀費用の見積もりを取ったら、合計金額の比較だけでは、本当の比較にはなりません。
なぜなら、人数から式場・霊柩車の種類まで葬儀社によって設定している内容がそれぞれ違うからです。
例えば、20人で設定している葬儀社と、40人で設定している葬儀社では、20人分の違いが出ますし、ご安置の日数でドライアイスの頻度も変わってきます。単純に合計金額を見比べても参考にはなりませんので、注意が必要です。
見積もりの比較の仕方ですが、まずは、
① 葬儀基本料金
② お棺料金
③ 人件費
④ ドライアイス
⑤ 遺影写真
の5項目だけの合計で比較しましょう。
人数の関係する部分や、葬儀後に確定する費用および葬儀社が立替える費用(粗供養・飲食費・乗り物・火葬料金・会場費など)は、葬儀社の比較対象にならない為すべて除外してください。
ここでは、比較の為だけの計算方法ですので、ややこしい数字に惑わされないように、余計なものは無視して、この5つの合計の差で比較することが大切です。