お葬式は参列したくないできごと。
そのなかで自分の知り合いのお葬式に参列する場合どんな気持ちで足をはこびますか?
身内に不幸があったとき想像のできないくらい辛く悲しいこと。
そのことを考えて悲しい事実をお伝えします。
ある地域の会館でのお葬式。
駐車場はなく公共の交通機関を利用して頂くかコインパーキングなどを利用して頂かないといけません。
葬儀社としてはもよりの駅の案内と共に近隣の駐車場の案内などの配慮をすることしかできないのが正直なところです。
当然ご遺族にもご理解頂いて決めている式場です。
お通夜の約1時間前。
少しずつ弔問の方がお参りにこられる時間。
そこに1台の車がゆっくり式場の前に…
男性 「駐車場は?」
私 「申し訳ございません、近くの有料駐車場しかございません。」
男性 「なんやそれ、じゃあここ停めとくわ。」
私 「いや…式場の目の前は…」
男性 「ほな、どこ停めたらええんじゃ!」
私は本当に驚きを隠せませんでした。
何をするためにお通夜に…
人が亡くなり手をあわせにきているのではないのでしょうか?
このようなケースはじつはよくあるのです。
ご遺族が大切なひとを送る最後の時間。
その場所も内容もすべてはご当家が故人のことを想い考えて
決めているのです。
その内容に、お参りの方がどうして文句をつけるのだろう?
自分の大切なひとを送るお葬式にそんなことを言う人がいたとき何を思うか…
非常識な情けない悲しい事実。