故人が使用していたものを後片付けするのは、精神的にも肉体的にもしんどい作業です。後片付けが大変なのは、忍びない気持ちから、肉体的な大変さと精神的にもあれこれ考えてしまうからです。
ごみとして捨てるのは忍びないし、かといって残しておいてもスペースが必要になります。ベッドや布団など、故人が使用していた大きな生活用品はどのように扱えばいいでしょうか?
大阪でもほとんどの方が「処分」しています。
死亡の際に使用していた布団などは、環境局で処分してくれます。その他の家具は粗大ごみとなりますので、各自治体のごみ収集受付センターに問合わせしてみて下さい。
大きなものに限らず、遺品整理は、「処分するには忍びない」という気持ちと「追っておいても仕方ない」という気持ちの葛藤が起こります。
気持ちに関しては、何が正しいかは一概に言えず、それぞれの価値観の問題なのです。