はじめて喪主を務めましたが、母が亡くなったことにより虚無や不安に加え、少なからず罪悪感も感じるなど、葬儀は人生観や死生観に深く影響する最大のライフイベントなのだと思います。家族葬で行いましたが、少ない身内だけで執り行う反面、近い存在だけがゆえに抱え込み、弱音は吐けないような気がしました。ひとこと孤独といっていいと思いますが、精神的に損耗するなか、葬儀会社の方にセレモニーをリードいただけたことに感謝しております。特に湯灌については、故人の容姿を整える厳粛な儀式だけと思っていましたが、雑談も交えていただくことにより、遺族の緊張を緩和させる効果があったような気がします。やってよかったです。欲をいえば、湯灌前に故人のお話などを聞いていただけるような機会があれば、もっと充実した時間が過ごせたのかなと思っています。親戚でもなく他人でもない。葬儀会社の方は絶妙な立ち位置で、いわばカウンセリングのような役割を担ってくださっているのだと感じました。最後に、葬儀後もお手紙や必要な情報を頂戴しています。 今も感傷にひたることがありますが、近くでそっと見守ってくださる気がして、孤独感が癒されるように感じております。この度はありがとうございました。
藤田 華代
御心情を手紙として認めてくださいまして誠にありがとうございます。
我々がこれから改善させていただく点や、皆様のお気持ち、すべてをお書きくださいましたのも、我々にご期待を向けて
いただいているものと捉えております。
この経験を糧にこれからも努力してまいります。