遺骨の行方
ニュースでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
行方知れずになっていた東條英機ら東京裁判で死刑判決を受け執行された日本のA級戦犯7名の遺骨の行方が判明しました。
遺骨は遺族に返還されず様々な憶測をよんでいましたが、太平洋の横浜から約50キロの沖合にばら撒かれていたとの事。
時代背景から神聖化されないようにという考えのもと取られた処置。
物事には多面性がある。
裁いた側、裁かれた側、それぞれの家族、そして第三者。
今回のニュースをご家族はどのように感じたのか。
ご家族のお気持ちを想像した時に居た堪れない感情になる第三者は私だけではないと思います。
昔読んだ『A級戦犯者の遺言』という書籍に、死刑執行前にみんなで南無阿弥陀仏と唱えたと書いてありました。
せめて浄土へ旅立ち、争いのない世界でゆっくりと過ごしていただきたいです。