南天
先日、桃谷本店前に置いてある南天の実をお子様がすごく気に入られたようで、その場から動かなくなってしまったため枝を切って差し上げると、とても喜んで帰られました。
南天は、難を転じる「難転」という意味もあることから縁起物として玄関などに飾られることが多い植物だそうです。初夏には白色のかわいらしい小ぶりな花を咲かせ、冬になると小さな赤い実へと姿を変えます。さらに、咳止めなどによく効くとされ、のど飴としての活用方法が有名なんだそうです。葉には殺菌や防腐効果があり、赤飯のうえに南天の葉を置いたり、お正月料理に南天の葉を敷いたりするのは、飾りとしての華やかさももちろんですが、このように体を思いやる効果もあったんですね。。。
似たような見た目で赤い実をつける千両や万両といった草木もあるそうです。素敵な出来事がきっかけで南天について調べる機会が得られました。Y・H