いい人
というと、皆さんはどういう人を「いい人」と思うのでしょうか?こればかりは、世代とか性別とか関係なく、恐らくある程度「共通」した所作や振舞いがあるのではないか?と考えています。
いい人になろうと、日々思うことはないのですが、ただ我々もサービス業の端くれ、「いい人」と思っていただければ、そこに満足感を得ていただけるのであれば、「いい人」というのもお客様にとっては良いことではないか?と考えることはよくあります。
そんな折、私は毎日大阪環状線で通勤をしているわけですが、こんな広告が社内中に貼りだされておりました。
それが、「いい人すぎるよトレインin大阪環状線」です。
おおっ!なんていい人なんだ!と思わせる、いい人のさり気ない言動が書かれており、クスッとなることや、それはなかなかできんなーと感心することなど、とても朝から良い気分にさせてくれました。
そう、いい人は、さりげないんですよね。先ずはこれが基本前提です。ありがとうを求めることもなく、喜ばせようと全面にアピールすることもなく、もしかしたら気付いてもらえないことも多々あるのではないか、ということも「それはそれでよい」というスタンス。やもすると多くの人は、「手柄自慢」的にいい人アピールするものもいますが、まあ、ありがたみは半減していることに気づいてない人も多いのですけど(あくまでも個人的見解です)
その投稿、応募された方のうち、結構10代の方の作品も多かったのですが、特に「さり気ない気遣い・なかなかシャイでできない人のフォロー」が共通項だと感じました。やはりそうなんです、さり気なさです。
つい先日、自転車置き場で自転車を止めるのに手こずっていると、見知らぬ女性の方が、私の駐車を阻む横の自転車を、クイッと軽く倒してくださり、その間に私は自転車を入れることができたということがありました。「すみません、ありがとうございます!」と声をかけるやいなや、(私は特に大したことはしていませんわ感で)スッと立ち去られました。
「ちょ、ちょっと!格好良すぎますやん!〇れてしまいますやん!」と心の中で叫ぶ自分が恥ずかしかった、という朝からとても気分が良かったという「いい人」に出会いました。
そういう行動ができる人って、普段もいろんなところで、さり気なく良いことをされているんでしょうね。
H-O