
2019.01.25
「それぞれの役目」
「あっ、お父さんだ」 祭壇に飾られた遺影写真をみて、お嬢さんは嬉しそうにされていました。 「お父さんがいる!」 と小さ...

2018.12.30
親子のコミュニケーション
ここ最近「墓じまい」という言葉が一般的に使われるようになりました。 私も事前のご相談やお葬式のお打合わせをしておりますと、 「うちは娘だけで、嫁い...

2018.11.05
「いつものように」
若いご夫婦が様々な理由で、まだ生後間もないお子さんを亡くされ、途方に暮れられていらっしゃる光景を何度となく目の当たりにしてきました。 お子さん、特...

2018.10.08
『家族』
故人様には身寄りがなくそのご葬儀の喪主を務められたのはご友人でした。 ご葬儀の打ち合わせをとお通夜の前に式場でお会いしましたが、打ち合わせをしてい...

2018.08.13
「サイン」
ご葬儀の打ち合わせの際、どんなご葬儀にしたいか、どこでするのか、何をして差し上げて、何を着せてあげるのかなど、細かいことを決めていかなければなりません。 近しい...

2018.07.15
「後悔」
「頑張って!と私が言ったら、もう頑張れない。と主人が言ったの・・・」 私が担当させていただいたご葬儀で、喪主様がそうおっしゃいました。 ご主人が癌...

2018.06.13
独りではできない・・・葬儀の仕事
葬儀社の仕事を想像してもらうと、よく「映画のおくりびとみたいな感じですか?」と言われます。 いわゆる「納棺師」のイメージが強いようです。 ところが、そういったイ...

2018.05.27
間違い電話
私どもでは毎日のように沢山の方の葬儀をお手伝いさせていただいております。 どのお客様とのご縁も大切であり、どんな場面でも一所懸命に目の前の故人様やご遺族の 事を...

2018.04.13
故人の遺志
現実には短い時間だったのかもしれませんが、故人様との想い出をにこやかに、こんな人だった、こんな歌が好きだった、昔はこんなだった、とたくさんお話ししていただき、長...

2018.03.20
葬儀の在り方
葬儀が始まる1時間半前のこと。 「実は、喪主が倒れて緊急搬送された、何時に式場に行けるかわからないが開式までには行く様にする」 と、甥っ子である施...

2018.02.13
お母さんの希望を叶えるために
以前、ご葬儀の担当をさせていただいたお客様より、直接私の携帯に、連絡がございました。 「○○ですけど、先月は義理母の葬儀でお世話になりました」 &...

2018.01.13
おひとり様
高齢者の一人暮らしが抱える問題として、真っ先に思い浮かぶのが孤独死や孤立死の問題です。 いまこの問題はマスコミでも沢山取り上げられています。 家族...

2017.12.22
「まだまだ先は長い」
近年、日本国内では超高齢化社会、老老介護、認認介護という言葉が飛び交うようになり、これが特別なことではなくなっているのが現状です。 我々の周りを見ても、そういう...

2017.11.13
譲れない気持ち
一般的に多くの方は病院やご自宅でご家族に見守られながら、お亡くなりになります。 ただ、なかには、ご自宅で急死されたり、お亡くなりになられてから何日も、場合によっ...

2017.09.13
お孫様の気持ち
お通夜前のひと時、お孫様が柩に寄り添い、時折りお柩の窓から大好きだったお祖父様の顔を覗きこんでいました。 式場ではお通夜開始まで1時間と迫っており、ご遺族、ご親...

2017.08.08
「通過儀礼」・・・葬儀の意味
いつの時代もそうなのだろうか、ご葬儀の規模や形も大きく変化してきているからなのか、 いや、やはり規模や形ではなくご遺族やご家庭の事情なのだろうか。 ...

2017.07.04
お花見
「式場に桜を飾ってもいいかしら?」 これは桜が満開の季節にお父様を亡くされた長女様からの言葉―。 桜を見たいという強い願いが叶わぬままご逝去されたとのこと。 そ...

2017.06.13
忘れられないお葬式
12月24日の明け方の事。 その日お亡くなりになったのは、まだ22歳の女性。 「何でもっと早く病院に連れて行かなかったのだろう?」 「家に連れて帰ってあげら...

2017.05.17
存在意義
私たち葬儀社は、お客様に出来ない事を出来ないとお伝えする前に何とか 〝出来る方法を考え、提案する〟 ことが私達の存在する意味だと思っております。 ...

2017.03.13
「重責」
先日、私はこれまで以上に責任の重さを感じる葬儀を経験しました。 それは故人様が40才代でまだまだ働き盛りの男性、奥様と2人のお嬢様の4人家族の担当...


































